2014年8月11日月曜日

ブレッドボード(Solderless Breadboard)とは

電子工作をするには電子ブロックのような玩具を使うか、もしくは本格的にハンダ付けをしなければならないものだと思っていたのですが、その中間があったんですね。恥ずかしながら、ブレッドボードの存在を最近知りました。
ブレッドボード
ブレッドボードにはご覧のとおりたくさんの穴(ソケット)がずらーっと並んでおり、電子部品の足やジャンパ線を直接差し込むことができるので、ハンダ付けしなくても電子回路が組めるのです。もともとはパン生地をこねる木の板に釘を打ち付けて回路の試作をしていたことから、この名前があるそうです。
上の写真のピンクのラインにご注目ください。無数のソケットは互いに独立しているわけではなく、下部ではつながっているのです。横のラインに電源をつなげば、多数の電子部品を並列でつなぐことができますし、縦方向に5つの穴がつながっているので、電子部品の1本の足に対し、4つまで何かを接続できるわけです。
いかにジャンプ線を減らし、ブレッドボード上で美しく部品を配置するかを考えながら作業するのは、パズルみたいでちょっと楽しいです。

もちろん簡単な回路しか作ることはできないのですが、ハンダ付けが不要なので気楽に抜き差ししてあれこれ試せるメリットは大きいですし、電子ブロックに比べれば圧倒的に自由度が高いです。

余談ですが、電子ブロックは今見ても美しいですね。改めて素晴らしい製品だったと思います。学研さんは良い仕事をしました。
電子ブロックST

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