プレイヤーの性格タイプによるNarrative ROSEの使い分け

NASAは人間の性格を感情型・思考型・行動型・反省型・意見型・反抗型の6タイプに分けて宇宙飛行士の選抜や配置に役立てているらしい。
ゲームの場合も、どんな時にROSEが得られるかは、性格によって異なるはずだ。
作り手がゲームの中で架空のキャラクターに共感、賞賛、感謝をさせる際、本来であればプレイヤーの性格によってキャラクターの立場や性格や手法を使い分けなければならない。

感情型　：　理屈ではなく褒めちぎる。
思考型　：　どこが良かったのかを解説つきで評価してくれる。
行動型　：　達成度を数値で明示する。
反省型　：　権威ある者に賞賛させる。
意見型　：　権威ある者に降参させる。
反抗型　：　権威ある者を怒らせる。

すべて手作業でやるとすると、仕事量が６倍になってしまうので、まずは感情型と思考型の２タイプで分けるだけでもよいだろう。
さて、プレイヤーの性格を判定する方法だが、ゲームの冒頭でアンケートに答えさせれば簡単だが、それでは直接的過ぎてプレイヤーの感情を引かせてしまうだろう。
複数のキャラクターを平行して出しておき、ゲームの中で順次プレイヤーに質問をだすことで、スムーズに振り分けを行うことが望ましい。例えば褒め役としてお姫様、学者、将軍の３人を出しておき、それぞれ台詞を言わせたあとに「笑顔で応える」「無視する」といった選択をさせればよい。