facebookはリア充の自慢ツールだ。今はGoProなどによる動画投稿が増えているが、今後はGoogleGlassなどによる主観映像、パノラマ映像、立体視映像、そしてOculusと連動し、閲覧者が視点を自由に変えられるインタラクティブ映像へと進化していくだろう。しかも記録されたものだけでなく、命がけの危険な行為に挑戦する人とリアルタイムに感覚を共有することもできるようになるはずだ。ただ、冗長な動画はたいくつなので、簡単な操作で短く編集したり、テロップやアフレコを入れる機能が、アプリに内蔵されるかもしれない。Twitter系のVineは今後苦戦を強いられるだろう。
Twitterは気楽に発言をシェアできるところが支持されているのであって、ゴテゴテと機能を追加すべきではない。Dragon Speechのような音声認識ツールを内蔵し、口頭で喋るだけでツイートができるようになるとiWatchのようなウェアラブルデバイスとの相性が向上し、何かの作業をしている間など、常に知人とゆるいやりとりを継続することができるだろう。
LINEは個人間のコミュニケーションが簡単にできる。友達がいない人にとっては全く使い途が無い。しかし相手は知人なので、投稿の気楽さという点ではTwitterよりも容易だ。しかもスタンプを使えば文字を入力しなくとも簡単なメッセージを伝えることができる。友達と遊べるアプリのほか一般電話への音声通話も可能になり、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。ただ、スタンプのキャラクター性が、アジア圏以外での普及において障害になるかもしれない。
上記のSNSはいずれも何らかの自前コンテンツ(テキストメッセージ、位置情報、写真、動画)を簡単な操作で知人や大衆にシェアすることができるシステムという点で共通している。これら既存SNSで扱う事のできず、しかも素人でも簡単に作成可能な「自前コンテンツ」を見つける事ができれば、新たなSNSとして、ブレイクの可能性は充分にあるだろう。
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