2014年6月14日土曜日

レインボールーム対ファンルーム Rainbow Loom vs Fun Loom

レインボールームは2年ほど前に発売され、昨年のアメリカでの年末商戦で爆発的ヒットを記録した、女児向けのアクセサリー製作キットです。直径1.5cmぐらいのカラー輪ゴムを専用の編み機(Loom)で編んで、ブレスレットや人形などを作ります。ニューヨークのいくつかの小学校では、「子供達が授業に集中できない」という理由で、学校への持ち込みを禁止したほど流行しました。
そのアメリカでのブームはすでに沈静化し、1セット14ドルでたたき売りされている状況ですが、ようやく日本にも正式に上陸するようです。
アメリカでも本家のレインボールームはなぜかトイザらスで扱われていないため、パクリ商品のCrazy Loomのほうが良く見かけるという変な現象が起きていましたが、おもちゃショー2014でも、いびつな状況でした。

パクリ商品「Fun Loom」のブース。広大な体験スペースに、7人のインストラクターを配置し、壁にはマーケティング計画まで貼りだしてあり、株式会社ハナヤマが本気で勝負に出ていることが伺えます。
Rainbow Loom Japanのブース。本家なのに、4畳半ほどのスペースにテーブル1つ。ポスターで、本家であることを必死で伝えようとしているところがもの悲しい。
この製品、キャラクター性が無く地味ですが、日本人は手先が器用で細かい作業が好きなので、ヒットする可能性は充分にあると思います。高級感のあるバージョンを出せたら、案外OLの中でブレイクするかもしれません。


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