クラウドファンディング Crowd Funding

クラウドファンディング（Crowd Funding）とは、群衆（crowd）と資金調達（funding）を組み合わせた造語で、起業家がベンチャーキャピタルや銀行からではなく一般大衆から資金を得る仕組みです。プロジェクトはジャーナリスト志望の学生が取材費を集めるような小さなものから、テレビドラマが映画化するため億円単位の資金を集めるような巨大なものまで様々です。

起業側のメリット

• 簡単に世界中の人々にアピールできる。チャンスが広がるし、ダメだった場合も諦めがつく。
• 内容について投資家から口をだされずに済むので自由にクリエイティビティを発揮できる。

投資側のメリット

• Webから簡単に投資できるし、中には「スタッフのモチベーションを維持するためのジュース代」として１００円から投資できるものもある。
• 製品が完成したら、いち早く、一般の販売価格より安く入手できる。

ググると多数のクラウドファンディングが見つかりますが、海外ではKickStarter、国内ではCampFireが大手ですので、興味があるならまずは閲覧してみるのがよいと思います。

海外

• KickStarter
• プロジェクトが多く検索もしやすい。ジャンルと地域で絞り込んだうえでソーティングできる。
• Amazonを利用しているユーザーなら簡単に購入できる。
• All or Nothing型。つまりプロジェクトが成立しなかった場合は返金される。
• プロジェクトの事前審査が厳しい。結果、質の高いプロジェクトが多い。
• 「Oculus Rift」は、243万7429ドル(約2億5500万円)の出資金を集めた。
• IndiGoGo
• プロジェクトが成立しなかった場合、投資は返ってこない（交渉はできる）。プロジェクト側としては目標額に達しなくても資金が集められる。
• プロジェクトの事前審査は無し。

国内

• CampFire
• 国内では最もプロジェクト数が多い。ホリエモンが顧問についている。
• All or Nothing型。クレジットカード決済。
• ReadyFor?
• 日本初のサービス。
• プロジェクト検索機能が弱い。ジャンルで検索できない。
• All or Nothing型。クレジットカード決済。