2014年6月6日金曜日

X-Men : Days of Future Past

X-MEN: フューチャー&パスト
Appleが1年前に発表したBLE(Bluetooth Low Energy)を使った短距離通信機能iBeaconを日本で体験できる場所は東京国立博物館と渋谷の丸井とTOHOシネマズ(六本木・日本橋)ぐらいしかないので、そっちがメインだったのですが、ついでに鑑賞してきました。iBeaconのボーナスで300円割引になりました。
ファイナル・デシジョンで死んだはず(そして別の体に意識を転移したはず)のプロフェッサーXが普通にパトリック・スチュアートの容姿で登場し、「キュア」によって特殊能力を失ったはずのマグニートも普通に金属を飛ばしまくります。普通ならかなり違和感を憶えるところですが、X-MENの劇場版は作品ごとに時間軸をいったりきたりするので、今回も「きっとファイナル・デシジョンのあとに何かがあってこうなったんだ」と視聴者は勝手に納得できます。実は単に監督が替わったからというだけの理由かもしれませんが。
3Dの効果はありました。いつもの破片がいっぱい飛んでくシーンに加えて、今回は時間が止まるシーンがあるのですが、空中に様々な飛散物が静止している状態でカメラがぐるんぐるん回るので、とても立体感=非日常感を感じることができます。
現時点ではまだネタバレは書きませんが、X-MENファンにとっては非常に満足度の高い作品に仕上がっているとだけ言っておきます。逆に、X-MENをあまりよく知らない、あるいはよく憶えていないという人は、事前にファースト・ジェネレーションとファイナル・デシジョンは見直しておいたほうがよいです。ヒュー・ジャックマンはインタビューに答えて「X-MENが初めての人にも楽しんで欲しい」とか言ってますが、あれは嘘です。そもそもキャラクターが多いのに加えて、今回は近未来(2023年)と過去(1973年)が交互に描かれるため、頭がごっちゃごちゃになること請け合いですので。

余談ですが、日本の映画ってほんと高いですね。今回は3Dだったので基本料が2100円で、さらに3Dメガネが100円しました。アメリカでもIMAXでみると2000円ぐらいしますが、平日の2Dなら600円~700円ですし、欧州でも1,000円、東南アジアなら500円。インドは30円で観られるそうです。

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