2014年6月6日金曜日

George Takei at US Embassey in Tokyo

"We are engines of democracy" 「私たちは民主主義のエンジンなのです」
米国大使館主催の俳優ジョージ・タケイさんによる講演「変革の起こし方 ハリウッドへの道、そしてその先へ~」を聴講してきました。
日系アメリカ人2世だというだけで、1941年の太平洋戦争勃発から終戦まで、家族と共に強制収容所で暮らした身の上と、米ロ冷戦のさなか、宇宙船の艦橋でアメリカ人とアジア人とロシア人と黒人が共同作業する未来を描いたスタートレックへの出演、そしてガバネイター・アーノルドシュワルッツェネッガー州知事が同性愛結婚法案に拒否権を発動したことを契機に、10歳の頃からゲイであったことをカミングアウトした身の上が、「不自然で不合理な差別を撤廃し、本来の民主主義を実現するために行動し続ける」ジョージ・タケイの生き様で1本につながったという印象です。
今なお、民主主義は未完成です。「私たちは民主主義のエンジン」という彼の言葉は、自分の意志で動き続けなければ、本当の民主主義は実現しない」というメッセージなのです。明日は被災地・福島で公演とのこと。長寿と繁栄をお祈りします。

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