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2014年7月28日月曜日

スタートレックの自主制作映画が資金募集中 「Star Trek Axanar」

「Star Trek Axanar」というタイトルの自主制作ムービーがKickStarterで資金を集めていたので、さっそくポチッとBackしてしまいました。
サンディエゴで行われたコミコンで20分のショートムービー「Prelude to Axanar」が公開され、これは7月30日からYouTubeでも鑑賞できるようになります。90分の本編を製作するには6500万円必要なのですが、今回は1回めの資金集めとして8月末までに1000万円の調達を目指しています。
ファン作品ではありますが、俳優陣としてDS9でシスコの老年やウォーフの兄弟を演じたこともあるTony ToddやEnterpriseでソヴァルを演じたGary Grahamを起用するなど、かなり本格的です。
ストーリーとしては23世紀の中頃に発生したアグザナの戦い(Battle of Axanar)を描いています。ここで活躍した惑星連邦宇宙艦隊大佐ガースはカーク船長の憧れの人でもあるのですが、彼の快挙は後に宇宙艦隊アカデミーの必読書にもなりました。TOS第14話「神が破壊せし者(Whom Gods Destroy)で登場しています。
若き日のガース船長がどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね。

2014年7月22日火曜日

宇宙船レッド・ドワーフ号 (Red Dwarf)

2015年、シリーズ9&10の日本語吹き替え版DVDが発売されるそうで、なんとも喜ばしい限りです。
宇宙船レッド・ドワーフ号は、「こんなバカバカしいドラマをNHKでやっていいのか?」「NHKのひとは、ちゃんと内容を確認してるのか?」と余計な心配をしてしまうぐらいバカバカしい、イギリスBBC制作のSFコメディーテレビドラマです。確か深夜に再放送もやっていたので、知っている人も多いと思います。1999年までにシーズン8まで放送され、作者の頭がおかしくなったせいで打ち切りになった漫画みたいに、突然わけもわからない展開になった末に終了してしまいました。
リマーの変な敬礼だとか、クライテンの「無理ですー」とか、別次元のクールなリマー「エース」とか、強烈な個性をもったキャラクターたちが生み出す珠玉のギャグの数々は、今でも脳裏から離れません。いちばん笑ったのはDVDに特典でついていた「視聴者からの質問ハガキにクライテンが答えるコーナー」だったりします。最初はまじめにやっているのですが、答えづらい質問が続いてだんだん面倒くさくなり、投げやりになっていく様が見事にツボでした。
さてさて新シリーズはどんな展開になるのか、今から楽しみです。

2014年6月17日火曜日

ジーン・ロッデンベリーのSFドラマ「アンドロメダ」 Gene Roddenberry's Andromeda

ほぼ無名なので知らないと思いますが、「アンドロメダ」というSFドラマが大好きでした。
とにかくメインキャラクターのバリエーションとバランスが完璧で、いくらでも物語が作れそう。堅物のキャプテン、男勝りの女航海士、ハッカー、人工知能、孤高の戦士、博識な宗教家、不思議少女。でも残念ながら2005年、シーズン5で終了してしまいました。
それはともかく、アンドロメダ号の武器、ポイント・シンギュラリティ・プロジェクタ(PSP,Point Singularity Projector)という名称がとにかく格好良くて大好きで、このブログをネーミングする際にも少なからず影響したのでした。日本語で言えば「特異点砲」ですよ。設定ははっきりしていなくて、恐らくマイクロブラックホールを射出するようなものだと思いますが、むちゃくちゃ強そうじゃないですか。ああ・・・、撃ってみたい(笑)。

2014年6月8日日曜日

Total Recall (2012)

トータル・リコールはフィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』(We Can Remember It for You Wholesale)の2回目の映画化作品。
今世紀の終わり頃の地球を舞台としていて、ビルから横にせりだして、さらに下方に伸びているようなオーバーハング構造の建物が建ち並ぶ風景が印象的。論理的に考えれば貧しいスラム街が、なぜわざわざ不安定なオーバーハングを採用しているのか納得感がありませんが、チェイスシーンに立体感がでるし、落下のスリルも味わえるので良いアイデアです。
ドアとシートが一体化している車のデザインには、「なるほど、それなら乗り降りしやすい」と納得してしまいましたし、ハンドルが運転席から助手席に瞬時に移動するギミックも、ありそうでなかった便利機能です。
部屋の中を探るためにセンサー弾を撃ち込む銃や、ガラスに触ると映像が浮かぶ体内埋蔵型携帯電話、発光するイレズミといった小物も楽しめました。
ただ、期待していたリコール社による夢販売ビジネスが物語にほとんど影響しなかった反面、代わりにメインガジェットとして登場した地球貫通超特急「フォール」は酷いです。地球の核の外側は6000度の液状金属で流動しています。大気の薄い高空をロケットで移動するほうが遙かに安く安全なのに、わざわざトンネルを掘る理由が見あたりません。おまけに落下中の列車内には重量があり、核を通過するときに反転する描写も、子供の教育に良くないので頼むから上映をやめてほしいと頼みたくなるレベルです。正しくは、自由落下中の列車内は無重量になります。よい子は注意してください。

余談ですが、物理現象の描写のひどさという点では、リアルなSFとして認知されている「ゼロ・グラビティ(Gravity)」で無重量空間であるにも関わらずジョージ・クルーニーが手を放すとサンドラ・ブロックとの距離が離れていくシーンのほうが遙かに罪深いです。確かに衛星軌道上でも地上と変わらないぐらいの強さで地球からの引力は働いてますが、遠心力と釣り合っていますので、互いに押さない限り距離は離れないのです。物理学者たちはしっかりこの矛盾を指摘してますが、広まりませんね。劇中に「実際にはこうなりません」と脚注を表示しない限りDVDは発禁にしたほうがよいです(笑)。


2014年6月6日金曜日

George Takei at US Embassey in Tokyo

"We are engines of democracy" 「私たちは民主主義のエンジンなのです」
米国大使館主催の俳優ジョージ・タケイさんによる講演「変革の起こし方 ハリウッドへの道、そしてその先へ~」を聴講してきました。
日系アメリカ人2世だというだけで、1941年の太平洋戦争勃発から終戦まで、家族と共に強制収容所で暮らした身の上と、米ロ冷戦のさなか、宇宙船の艦橋でアメリカ人とアジア人とロシア人と黒人が共同作業する未来を描いたスタートレックへの出演、そしてガバネイター・アーノルドシュワルッツェネッガー州知事が同性愛結婚法案に拒否権を発動したことを契機に、10歳の頃からゲイであったことをカミングアウトした身の上が、「不自然で不合理な差別を撤廃し、本来の民主主義を実現するために行動し続ける」ジョージ・タケイの生き様で1本につながったという印象です。
今なお、民主主義は未完成です。「私たちは民主主義のエンジン」という彼の言葉は、自分の意志で動き続けなければ、本当の民主主義は実現しない」というメッセージなのです。明日は被災地・福島で公演とのこと。長寿と繁栄をお祈りします。

2014年6月3日火曜日

James Cromwell as a Great Inventor

あくまで映画の中での話ですが、俳優ジェームス・クロムウェルの天才ぶりが凄まじいです。
STAR TREK: FIRST CONTACT (1996)では、ゼフラム・コクレーンとして人類初のワープ技術を発明し、バルカン人とのファーストコンタクトを導いたというだけで大変な偉業なのに、
I, ROBOT (2004)では、U.S.R社のアルフレッド・ラニング博士として、感情を持つロボットNS-5を発明し、人工知能技術に革命をもたらしました。(ただしその後自殺)
さらにはSURROGATES (2009)で、キャンター博士として、身代わりロボット「サロゲート」システムを開発し、人類の生活を変貌させました。
現在74歳でまだまだ健在。これからも世界をひっくり返すような大発明をやってくれるものと期待しています。