2014年9月6日土曜日

スマートウォッチは遊べるか? スマートウォッチ用ゲームアプリの予想

ベルリンで開催中の世界最大規模の家庭用エレクトロニクスショー「IFA」において、各社から一斉にスマートウォッチが発表され、市場が活気づいています。Appleも来週iWatchを発表するのでは?と見られており、それに対抗してGoogleもGoogleWare2.0を準備中との噂があります。
Moto360
ただ、価格は2万円以上しますし、電池の寿命は短く、スマートフォンとの連携も必要なものがほとんどなので、普及にはまだ時間がかかりそうです。画面が小さいぶん、この画面をいかに奪いとるかというアプリ間の競争も激化するでしょう。当初は時間表示のほか、プッシュ通知に使われることがメインでしょう。電話、メール、SNSの書き込み、天気予報、株価変動などの通知が、常に視野の中に表示されるため、見逃すことがなくなります。ただ、最初は嬉しいですが、常に時間に追われているようでせわしなくて、疲れてしまう人もでてくるでしょうね。本当に重要な通知以外は遠からずOFFにされるでしょう。
スマートウォッチは画面が小さく、さらに画面をタッチする際も指が画面を覆ってしまうという欠点があるので、ゲームにはなかなか不向きと言えます。ただ、特に意識する事無く日常的に持ち運ぶことができるため、ちょっとした暇な時間を埋めるような軽いゲームアプリには需要があるはずです。
上図にマッピングしましたが、もっとも多くの人に受け入れられるのは、たまごっちのようなキャラクター育成系アプリです。たまごっちがそうであるように、画面が小さくてもボタンが少なくても問題なく遊べます。スマートウォッチに内蔵されたバイオセンサーやGPSなどによるライフログがキャラクターの成長に反映すれば、、さらに思い入れも強くなりそうです。
Ingressは足が棒になるほど歩き回ることになるので疲れますが、もっと気楽に遊べる位置ゲーも多くのユーザーを獲得するでしょう。それこそ妖怪に時計が反応して、ミニゲームで捕獲したりやっつけたりするゲームなど。
そして十分にスマートウォッチが普及した後には、マルチスクリーンゲームも、一定の人気を得そうです。1台のスマホをゲームボードとし、スマートウォッチを操作して多人数で遊ぶゲームです。各自が完全に別のスクリーンを見て遊ぶ従来のゲームより、一体感が得られます。
iPhoneとAndroidのマルチプラットフォーム開発だけでも大変だったのに、今後はiWatchとAndroidWareの互換性まで考えなければならないとすると、開発者は大変ですけどね。

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