2014年4月29日火曜日

立沢瀉

我が家の家紋「立沢瀉(たちおもだか)」
日本においてオモダカは「勝ち草」と呼ばれることもあり、戦国武将や大名家でオモダカの葉を意匠化した沢瀉紋が家紋として使用された。
葉の形が矢ジリに似ている、また、沢瀉威の鎧ということばもあって、「攻めても、守ってもよい」ということから勝ち草とよんだという。
戦国武将では、豊臣秀次、福島正則、毛利元就が用いた。大名では土井、奥平、堀、木下、酒井の諸氏が使用した。ことに木下氏は豊臣氏を受け継ぐ血統で「沢瀉紋」を代表紋としていた。
 この紋をもっとも広めたのは水野氏だろう。水野氏は清和源氏の後胤で尾張に住み、小川氏といった。その後領地が変わって水野氏を称したが、ずっと沢瀉紋を用いている。小川も水野も水草に縁のある苗字ではある。 
オモダカ科
オモダカ科(オモダカか、Alismataceae)は被子植物の科のひとつ。主に河川や湿地で生活する湿地性・抽水性の植物。

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